2007年12月アーカイブ

Life is beautiful: なぜアップルにできたことがソニーにはできなかったのか

アップルとソニーを比べることが正しいかどうかは分からないけれど。
ギークな一面とスーツな一面ので対比させると、面白いことになる。

クールでイケてる企業は、少なからずギークだ。
スーツが悪いわけではないが、ギークな面を出せない企業は特徴が無いに等しいかもしれない。

その点でアップルは確かにギークで、使っているユーザーも自らをギークと思っている(はずだ)
ではソニーはギークか?スーツか?となると、ギークな企業だったと思われる。
確固たる信念に基づいた商品開発(その方向が正しいかは置いていて)により、数多くのユーザーを魅了してきた。
しかし、今のソニーはどうだろう?
ちょっと首を傾げると思う。

数年前にHDビデオを買って、未だになんとか壊れずに動いている。
しかし、数年間使ってきて、”一度も押したことがないボタンが10個近くもあるリモコン”というのは、どうなんだろうか。しかもかなり目立つ真ん中に。
設計理念とか、どうしちゃったんだろう?

この他にも数多くのソニー製品を買ってきたものとしては、ギークとスーツの対立構造よりも、もっと深い問題を感じざるを得ない。

もっとも、以前のソニーは、使い勝手の悪さも個性的で良いと許せた時期もあるわけで。
そう感じなくなったのはなぜなんだろう?

TechCrunch Japanese アーカイブ » 悲しい歴史の終幕〜AOL、Netscapeブラウザ開発事業から撤退へ

深く黙祷。
「994年10月、初の商用インターネットを立ち上げたブラウザ「Netscape Navigator」が、2008年2月1日付けで往く。1998年11月にNetscapeを$4.2B(42億ドル)で買収したAOLが本日(米国時間12/28)、ブラウザ開発事業撤廃を発表する。ブラウザは現在バージョン9。」
だそうである。

docomo googleがとっても悲しい。:じだらく-マーケティングが語りたいけど語れない人のブログ

元”中の人”の記事。
なるほど、中の人でも2極的な意見もあるようで。
ドコモの気概が少し感じられた。

ところで「ドコモに入った時に、その言葉がふさわしかったかは別として、「ノブレス・オブリージュ」という言葉を送られた。」ということに反応してしまった。


ノブレス・オブリージュ
ノブレス・オブリージュ (noblesse oblige) は、フランス語で文字通り「貴族の義務」あるいは「高貴な義務」を意味する。一般的に財産、権力、社会的地位には責任が伴うことをさす。一般的な用法ではないが、慇懃無礼あるいは偽善的な社会的責任について蔑視的に使われることもある。ノーブレス・オブリージュともいう。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

・・・だそうである。
強大なインフラ企業。
固定電話の事業から分かれた移動体電話の事業。
設立当初は、あまり喜んで移籍したものも少なかったと聞く。
本体企業の凋落(言い過ぎ?)を尻目に、一時の謳歌をみた企業。
他社との競争にさらされ激しい追撃にあっても、今も同じ気概を持ち続けているのか?

長年のドコモユーザーとして感じたドコモのグーグルの提携話の違和感は、たぶんこの記事の言葉なのだろう。

「googleとの提携を喜びつつ、
土管屋でしかなかった自分達に気付かない振りをするのだろうか?
今いる場所からの脱却方法として、今回の提携がベスト、というのは、
少ない脳みそで考えてもわかるけど、
でも、自力で切り開けなかったのか、という気がして悲しいのです。」

なるほど。

「違法着うた・着うたフル」は正式配信数を上回る──日本レコード協会調査 - ITmedia News

「違法公開された楽曲ファイルのダウンロード数は年間約3億9900万と推定。これは正式に有料配信された着うた・着うたフルのダウンロード数を上回る」そうだ。
これを根拠に著作権侵害問題は加熱化するかもしれない。
しかし「「無料ダウンロードを利用する際に後ろめたさを感じますか」という質問も行い、これに対し「あまり」「全く」の合計で77.1%が後ろめたさを感じない人だったとし、「違法サイトの利用に対し、後ろめたさを感じる人と全く感じない人の二極化が進んでいる」とした。ただ、10代前半では後ろめたさを感じる人の割合が大幅に減った一方、10代後半と20代前半では感じる人が大幅に増えていた」そうだから、けっして無法地帯化しているわけでもないと思われる。
要するに使うモノ次第というわけか。

携帯キャリアの中の人: ドコモがGoogleと提携

別にドコモがgoogleと提携したも、なんら変わらない気がする。
ちょっとサービスが良くなって、ちょっと使えるようになって・・・。
でも、あまり変わらない。

検索精度が良くなる?OSが見直せる?
いや、たぶんドコモの狙いはパケット代と広告ビジネスの活性化だけだと思う。
自家発電的なimodeのビジネスモデルをちょっと棚において、いわゆる勝手サイトからの収益に可能性を求める。
そんな単純なことではないかもしれないけれど、googleと提携することで「質の高い情報を提供することが目的」とされたimodeのクローズド型ネットワークが形骸化するのでは。

ある意味、コンテンツ供給からネット端末への割り切りとも思えるが。
この時期の発表が意味するものはなんだろうね。

参加型メディア論(3)  ネットワーク時代の編集者 | WIRED VISION

なるほど。
「サイトが「流行る」か「流行らないか」の鍵は握っているのは〜編集者だと思います。ただし〜ネットワーク時代の新しい編集者が必要です。」

これはとても同意。
CGMを企画する時、ただユーザーが自由になる空間があること。
これだけでは何も起こらない。
提供側が意図しない現象は、起こった事象の数%程度にしかすぎない。
あくまでも提供者側の予想するレールがあり、そのうえで起こることはボーナス程度と考えるべきであろう(逆にマイナスの出来事は、想定不足にしか過ぎない)

「「個人の力」に頼るのではなく、無名の大勢の人の力をどのように使うか。ネットワーク時代の編集者はそこに意識的でなければ行けないでしょう。」

実はネットに興味を持つ企業の多くは、ここに気が付いていないのかしれない。

スラッシュドット ジャパン | 「初音ミク」オリジナル曲の作曲者の一人が、自曲にクリエイティブコモンズの適用を表明

どうも、ここ数日で活発な動きを見せ始めた著作権問関連の話題。

こんなことが起こると見逃せないわけで。
ドワンゴによる初音ミクオリジナル曲登録問題まとめ(γ) - トップページ

「心ならずもトラブルに巻き込まれる形となった「初音ミク」オリジナル曲の作者たちだが、その多くはJASRACへの登録は行わず、二次利用を許諾する姿勢を見せている。なかでも作者の一人、azuma氏は自曲「あなたの歌姫」にクリエイティブコモンズの採用を表明している。 」

では、もっとも公平かつ冷静な判断としてクリエイティブコモンズの採用がとられたと考えたい。
少なくとも国内流通という枠でしか見ることができない仕組みが改善されないかぎり、先には進まないのだから。

いまいち理解できない理由により「著作者の許諾無しにサイト等へアップロードされた動画や音楽のダウンロードを著作権法30条で認められた「私的使用」の範囲から外し、そうしたサイトと知った上でのダウンロードを違法とする方向性がまとまった」そうな(寸前?)

スラッシュドット ジャパン | 「ダウンロード違法化」が不可避に

どうにも理解できないのではパブリックコメントを募集しておきながら、ほぼ完全無視という点。
だれのための法律なのか?てか、業界団体の圧力?と言われてもおかしくない。

また妙なのは、意外に関心が少ない(?)ところ。
一応こんな動きもあるみたいだが・・・。

スラッシュドット ジャパン | MIAU、緊急シンポジウム「ダウンロード違法化の是非を問う」を開催


ところでMIAUから12/22にメールが来ていた。
単純に引用もどうかと思ったけど、まぁいいかと。


【1.ダウンロード違法化に関するMIAUの緊急声明について】

既にご承知のこととは思いますが、文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会の第15回会合にて、「違法サイト」からの動画・音楽のダウンロードが違法とされる方向が、既定路線であるとの報道がなされています。

・「ダウンロード違法化」不可避に(ITmedia News)
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news065.html

・ダウンロード違法化は「やむを得ない」、文化庁著作権課が見解示す
(Internet Watch)
 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/12/18/1...

これを受けて、MIAUは以下の声明を公式サイトにて発表しております。

   ====================================================
いくつかの報道によれば、12月18日の私的録音録画小委員会の第15回会合において、文化庁から、パブリックコメントなどでの反対意見を踏まえた上でも、違法複製物からの複製は30条の適用除外とするのは不可避との発言がなされたとのことです。

私たちMIAUは、「違法サイトのダウンロード違法化」の問題について、パブリックコメントにおいて反対意見を表明いたしました。さらに、報道によれば、他にも当団体以外にも相当多数の反対意見が寄せられているとのことです。相当多数が反対を表明しているにもかかわらず、パブリックコメントにおいて少数にあたる意見を多数意見への具体的な配慮措置なくして採用することは合理的根拠に乏しいものとMIAUでは考えています。

例えば、報道によれば、文化庁としてはダウンロード違法化についてはネットからの意見も踏まえ不利益にならないように制度設計するとし、具体的措置として、法改正がなされた場合の周知徹底や適法サイトを示すマークの普及を挙げているようです。
しかし、これらの大半はパブリックコメントの「中間整理」の段階で既に提示されていたものです。当団体は「中間整理」の内容を精査した上で、「中間整理」における制度設計自体について弊害が大きすぎること、弊害防止策や適用範囲に明確でない部分があまりに多すぎること、既存の制度活用の検討が不十分であることから、新制度の導入自体に問題があることを指摘して反対意見を表明しております(その他の反対意見についても「中間整理」についての検討の上、反対意見を表明しているものと思います)。

反対意見が多数を占める中で、これらの反対意見に対して具体的に配慮がなされたという点を現状の報道内容から見出すことができない点にMIAUとしては疑問を感じざるを得ません。
また、合法サイトに関する基準やその策定プロセスについても、現時点においてユーザーに対する配慮が具体的に見られた形跡をMIAUは確認しておりません。このような状態では、私的録音録画小委員会の第15回会合における文化庁の発言内容はパブリックコメントにおいて示された多数意思を十分反映したものとは言えず、かかる内容をMIAUとして承服することは到底できないものと考えます。

従いまして、MIAUとしましては私的録音録画小委員会の意見に囚われることなく、「違法サイトのダウンロード違法化」に反対の働きかけをインターネットユーザーの皆様及び関係諸団体に対して引続き積極的に推進していく所存です。


結局文化庁のやりかただと思うんだが。

スラッシュドット ジャパン | 日本違法サイト協会による違法サイト第一号は文化庁

この世には著作権侵害などという、げに恐ろしき悪行を成すWebサイトがのさばっている。
なんと嘆かわしきことか。
人とも思えぬ悪に染まった違法サイトに、正義の鉄槌を下す者。
それが日本違法サイト協会である!!!

・・・というネタでした。
壮大なおちょくりとお見受けした。

SNS課金

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Ad Innovator: Facebookが課金アプリケーションをテスト?

FacebookといえばSNSなわけだけど「課金システムをテストしたいのでテスターを探しているようだ」とのこと。
SNSといえども、少々面白い仕組みのものだから、案外スムースにいくかも?

国内版iPhoneはドコモから登場? - Engadget Japanese

なにやらいろいろなメディアで語られているのだが、ドコモがiPhoneを出すとの噂がが流れている。

ホントに???

仮にドコモから出たとして、プランはどうなんだろう?
すでに店員ですらよく分かってないんじゃないか?と思えるほど複雑な料金体系にiPhoneがマッチできるものか。
また複雑怪奇にてんこ盛りな機能をどうやって盛り込む?
切り捨てする気あるの?


単なる株価吊り上げじゃないのぉ〜?
などと、いまいち信用していないのだが。

どうなんだろうね。

らばQ : 個人メディアが外食産業のビジネスモデルを破壊する

ブログやmixiなどにより、企業に大きなダメージを与えるような事件が頻発している。
これは悪いことにモラルの低下とCGMが結びついた結果では?と思われている。
それに反論的な記事なわけだけど・・・。

「モラルの低下」ではなく、もともとの質の低い労働力に頼る外食産業の構造に問題があるのでは?という切り口は面白い。しかし、そうなると質の高い労働力とはなにか?そもそもアルバイトを使ってはいけないのでは?という話になる。
また賃金に見合った労働の質と考えても、理解できないことがある。
高給取りのオジサンがみな善人ではないのはなぜか?やはりほころびはあるもんだ。

ここは2つの方法しかなかろう。

開き直って正直にいく。悪い方に。

「偽装?やってますよ〜ん」
「バイト?質が良くないんで、裏でなんかやってますねぇ」

・・・これはダメじゃん。

もうひとつはロボット化する。
人間は使わない。
調理ボタンを押したらあとは自動。
笑顔で御代を受け取るだけ。

・・・自動販売機の方が優秀かも?

ともかく。
モラルの低下とCGMの取り合わせは××に刃物だ。
企業の危機管理能力が問われる問題であろう。

街中の問題を投稿していける『Fix My Street』 | 100SHIKI.COM

もう2.0とか書くと(笑)と入れたくなる。

冗談はさておき、サービスとしてはもしかしたら正しいかも。

「このサイトでは「街灯が壊れている」「排水がうまくいっていない」などの街中の問題を投稿していくことができる。地図で場所を指定したり、写真を添付することもできる。」

いかに市民に開かれたお役所としても、なかなか細かなところまでは手が回らない。
すると、こういう感じで市民生活を共有化することで、より良い社会になっていく・・・か?どうか?は分からないけど、役所の負担が減るかもね。

日本でも実験的に導入されないかなぁ。
問題はあるのだけど。

やっぱりおもしろい人はまだまだ唸るほどいる - シリアルイノベーション [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

結局のところ面白いことがあれば、ブログも楽しいわけで。
数が増えれば質が下がるのも当然。
探せばもっと面白い人はたくさんいる。

限界じゃないか?と言われてしまったブログ。
たまには良いニュースモね。

404 Blog Not Found:「王様の耳はロバの耳」とブログで言うなかれ

なんかいろいろと問題になってきているようだ。
いわずと知れたブログサービスのドリコムだが、本業がそれほど不調というわけではなさそうだ。確かに二期連続の赤字というのは大きく影響もだているだろう。しかしWebサービスという実像のそんなに見えてこない、しかも大手サービスに対抗していくには体力が必要な業種において予想された結果だ。ただ、まだ先はある。
ところがブログという特性から、社員がブログで書いたことによりマイナスに働くこともありえる。自分の思いを伝えるのは良いのだが,常識的にどうだろう?
やはり、アレだ。
mixiでこっそり書けば良かったのでは?(余計いかんか)

Wiiリモコンでなんでもホワイトボードに変える魔法のような動画 : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)

「「Wiiリモコンで作る、安価なマルチポイントのインタラクティブなホワイトボード」という解説ビデオ」だって。
最初はなんとなく退屈な太った人の話だけけれど、途中からびっくりしました。
欲しい!!

「Wiiリモコン内蔵の赤外線カメラを活用〜「ライトペン」なるものDIY〜MS-Surfaceっぽいホワイトボードに」

あらためてwiiを見直した?

スラッシュドット ジャパン | Movable Typeオープンソース化

ブログといえばMovable Type。
MTはずいぶん長く使っているが、有償ライセンスの問題が少々気になっていた。このたびMTのオープンソース化が良い影響を与えるとは思うけれど、遅いといえばそのとおり。
個人向けの無償版で充分使えるし、サーバによってはライセンス付与されるものもあるので特にメリットが感じにくいのも事実。

ところで販売代理店とか、MTインストール業者にはイヤな話だよね。

メディア・パブ: 新聞社サイトもアマゾン風のおすすめ機能を

「米国の新聞社サイトでも,アマゾン(Amazon)風のおすすめ機能が提供され始めている。

 「この記事を読んだ人はこれも読んでいます」と他の記事を紹介する機能である。驚いたことに,Wall Street Journalのサイト(WSJ.com)が既に実施していたのだ。」


・・・新聞ってそんなもんか?
いやはやWeb2.0(笑)のようである。

YouTube、ついにムービー投稿者に広告収入の分配を開始 - GIGAZINE

やっとといいますか。
「YouTubeの中で上位にランキングされるムービーを投稿したクリエイターには広告収入が分配されていたそうです。今まではごく一部のプロにしか適用されていませんでしたが、今日から一般のユーザーにも条件付きで開放されるそうです」

ただし条件があり
「・オリジナルのビデオであること
・映像や音楽の著作権をすべて自分で持っていること
・アップロードしたムービーが常に数千人のユーザーに見られていること
・アメリカかカナダに在住していること」

そりゃそうか。

「100万回以上再生されたコンテンツを投稿したユーザーは毎月数千ドル(数十万円)の収入」とあるので、結構大きい。

マンガポルノも対象:米下院、「ネット上の猥褻作品に罰金30万ドル」法案を可決 | WIRED VISION

「この法案の内容を端的に説明すると、「インターネット上や電子メールなどでわいせつな写真や作品を目にして報告しなかった場合、その流布に加担したと見なされ、最高30万ドルの罰金を課される恐れがある」ということになるようだ」そうです。
詳しくはよくわからないけれど、インターネットという特性上でわいせつと見られるデータが通過することが罪であると証明することは困難なように思う。ボトルネック的にプロバイダ業者などに責任を押し付けるのもどうかと思うのだけど、第三国で公開される不適切なデータは水際ならぬ端末際でしか取り締まれないと判断したようだ。
もっともアングラ化していくだけともいえるのだが、日本でも規制の土壌が作られつつあるので注目すべきかもしれない。

ところで2chはアメリカにサーバがあるので日本の規制から外れていると主張しているようだが。
今後はどこかに移す必要があるかもね?

どせいたんさき。 | イナゴのつぶやき ? 炎上・祭りとその是非について

なかなか面白い内容だったのでチェック。
イナゴというのはもちろんネットイナゴのことなんだけど、ネットイナゴという言葉には嫌悪感を感じていたところだ。暴走族と言う言葉を珍走団と呼ぶようにしよう、なんて(局地的に)言われたことがあってけど、あれと同じでネットイナゴという言葉で「なんかかっこわるい」と印象づけようとしている気がする。
確かに「祭り」や「炎上」など、ネット上での見えざる不特定多数のサイバー暴力というものが深刻化している。だが、以前にも書いたけど「祭り」「炎上」にはもっともな理由があり、もっともな理由によって簡単に鎮火してしまうものだ。つまり、もっともな理由を理解できる常識的な個人が中心であり、集団化することで熱狂的に見えるものの実は冷静にモニターを見つめているものだったりする・・・と思う。

件の記事は、ある意味画期的な内容で「祭り」「炎上」の現場にいた人物の告白だ。
案外と冷静に状況を見ているようで、「炎上」に参加する自分を別視点から冷静に見て行動できる常識的な判断を感じ取れる。
思考が停止しているとあるが、実際にはどうだろう。「炎上」を抑えようとする側に対する共感をイナゴと呼ぶのなら、世の中はイナゴだらけだと思うのだが。

スラッシュドット ジャパン | 「放送法」と「電気通信事業法」が1つになります

「6日に総務省から発表された報道発表によれば、〜現行の「放送法」と「電気通信事業法」は統合され「(仮称)情報通信法」となる」そうです。

こちらの記事によると
総務省:通信・放送法制統合へ ネット情報も規制 - 毎日jp(毎日新聞)

「社会的な影響の大きいインターネットのコンテンツ(情報の内容)を、現在の放送と同じように(1)政治的な中立性が保たれているか(2)公序良俗に反していないか−−などの観点から規制できるようにする内容。新聞社や通信社による記事のネット配信も規制対象となる可能性」があるとのことで、穏やかではない。

本来インターネットは情報発信者の分散化、細分化によるメリットを生み出したわけだけど、声が大きくなることで社会的な影響がでてくる危険性がある。だが単に規制できる土壌を作ってしまうことが良いものやら?
いつも法律は何かの後に規制として生まれてくる(緩和はもっと後にやってくる)しかし今度は今起こっていない問題に対して早めの手を打っている?先が見えない情報通信の現状に対して、珍しく法律が先手を打ったように見えるのには、ちょっと怪しさを感じないでもないのだけれど。

だがネットによる消費者、利用者の力が強くなり、社会に影響を与えていることは事実だ。
最たるものはインターネットラジオを使った「電凸」というもので、これは企業として逃げようがない。
危機管理能力が問われるというより、すでにリアルタイムな公開裁判になりかねない。
一担当者が発した声が企業の糾弾にリアルに繋がるのは、社会的な公平性を保っているのだろう。

ゆえに通信・放送法制統合が良いとは思わない。
またネット利用の背番号制による規制も短絡的で愚かだと思う。
規制に頼らないモラルでの解決が理想なのだが・・・。

Japan.internet.com Webマーケティング - ウィキペディア利用者の約4割が内容を「信用」--アイシェア調べ

「認知度について。「ウィキペディアを知っているか?」では90%が知っていると答えた。そこで実際の利用について確認したところ、検索エンジン経由での利用が78.8%となった。Wikipedia サイト上で検索しているのは19.7%と情報検索中に辿り着いた」ということらしい。
しかし「「誰もが編集できる」という点について、実際の編集経験を調査したところ実際の参加経験は僅か6.9%であった。さらに、内容の信用度について聞いたところ、「信用している」は39.4%で約4割」

思ったより低い数字・・・。

「「疑わしいと思うことがある(55.6%)」が最も多く「信用していない」は5%となった。ほぼ過半数は疑惑を持ちながらも利用していることが分かる」とのこと。
「「疑わしい、信用していない」と回答した人に理由を聞いたところ「記載された内容が自由に改変可能なため」が40%、「中立的でない、主観が入ってる」には38.5%と票が集まった」とのことなので、なんとなく分からんでもないが。

ちなみに少し前には以下のような調査もある。
Japan.internet.com デイリーリサーチ - Wiki 定期リサーチ(4):2007年11月9日??ウィキペディアの問題点は「カテゴリ偏重」

「「常に上位に見かける」との回答は24.29%(222人)。前回の20.72%から3.57ポイントほどの上昇だ。「よく見かける」との回答は55.03%と、前回の55.65%より若干減少しているが、誤差の範囲といってかまわないだろう。合計すると、80%近くが検索結果の上位にウィキペディアの記事を見かけているという結果」だが「「カテゴリによって記事の量や質に偏りがある」で53.21%(464人)。知識を持っている有志が、インターネットの知識を持っているとは限らない。また、「ウィキペディアを更新する」ということに対して、抵抗を感じることもあるかもしれない。現状では、どうしてもカテゴリによって充実度が偏ってしまうようだ。
以下は、「書きかけの記事が目立つ」32.22%(281人)といった完成度に関する問題点のほか、「記事の量や内容に偏りがある」29.36%(256人)といった意見も多かった」との結果もあるので、なんだか問題が浮き彫りになったようだ。

YouTune | Youtubeを音楽データに変換するサービス

「you tubeの動画を各キャリアのデータ形式に変更」というサービスらしい。
・・・まてよ、ずいぶん前に問題があったよなぁ。
着信用に動画を作っても、着信用に使えないとかなんとか・・・。
あれって解決したんだっけ?
youtubeの動画をそのまんま変換できるということは、手頃な動画を自分でアップして変換して携帯に落とせば着信になるということで。

著作権って、なんだっけ?を今更ながら考えてしまった。

オープンソースで食っていく、幸せになる :: INSIGHT NOW!

いわゆるWeb2.0(笑)の代表的な要素のひとつとしてオープンソースという概念がある。
これが未だによく分からない。

オープンソース
「ソフトウェアの著作者の権利を守りながらソースコードを公開することを可能にするライセンス(ソフトウェアの使用許諾条件)を指し示す概念である。」wikipediaより

・・・これは分かった。
で、食うためにはどうする?
短絡的に考えるとソースを売ると、対価が得られる。
すると食える。
これが普通だ。
しかしソースを無償公開する。
対価はない。
・・・で?

いや、対価を求めることではなく、価値を求めることか。
・・・で、どうやて食う?

「自分の好きなこと、やりたいことに没頭する。
仲間と共に、協働するからこそ可能な価値を生み出す。
それが、結果的に社会的な価値を持ち、関係者にも、
その価値が回りまわって戻ってくる。飯が食えるようになる。」

なんだか分かったような。
でも分からんような。

だが、ここはよく分かった。
「リーナスさんによれば、私たちが生きる意味は、
「生き残り」「社会性」「娯楽」
の3つがあると考えてます」
リーナスさんというのは、あのlinuxの人。

なんとなく分かったような。

そもそもブログはだれが何のために書いているんだろう--消化局面が見えたブログ界:コラム - CNET Japan

そもそもブログは何のために書かれるのか?
それを言われてしまうと、ちょっと考え込んでしまう。

このブログに関してはネット系の仕事を選んだ手前、自分なりのネットのニュースに目を通す習慣付けのためである。
アイデアなり私見は自分で消化して吸収したのちに文章に落とし込むことが大切だと思う。
するとブログのように日々のニュースを読んで書き残すことが、自分の蓄えになる。
たまに自分の過去ログを読むと、自分自身を見直すことができる。
意外になんか面白いことを書いてるなぁなどと感心したりして(大したことは書いてないけど)

思考は薄皮のようなひらめきの積み重ねだろう。
重ねれば重ねるほど、パイ生地のような厚みを持ってくる・・・といいよね?

さて「ブログはだれにため〜」って、自分のため以外の何者でもない。
しかしブログから得られる恩恵は目に見えないし、見えるとしたら収益という数字の並びが一番分かりやすい。とはいえ、満足にブログで収益をあげているブロガーがどのくらいいる?
ブログ=儲かるという図式を書いたものがいたとしたら、それは大嘘つきだ。
だって、儲かる図式がどこにあったか?
広告?アフィリエイト?
その幻想が数多くのスパムブログを生み出した。
そのツケがまわってきた。

ブログが無くなることはなかろう。
衰退することはあるかもしれない。
しかしそうれは衰退ではなく、淘汰されただけでしかないはずだ。

ところでブログの次は何だ?という議論がある。
次はSNSか?ソーシャルグラフ(未だによく分からん)か?
いやいや、次はブログの先にある。
ブログの先には・・・やはりパーソナルな”想い”があるだけだよ。

ブログの話題を仮想大陸に配置、新感覚検索「BLOGRANGER TG」:マーケティング - CNET Japan

「BLOGRANGER TGは〜「オートタギング技術」と「トピック空間可視化技術」を適用したブログ検索サービス」だそうで。
「「トピック空間可視化技術」を用いて、概念的に関連するタグ同士の関係を二次元の仮想大陸の地形図(タグマップ)として自動的に可視化」することがウリ。

つまりブログの記事を自動で分類して自動で地図風に二次元方向に配置してくれる。
すると見ている人は、あたかも未開の島の地図を見ながら探検できるというもの。
複雑というか多すぎて分類できない数々のブログを「見える化(最近はやりの言葉ね)」してくれるわけ。

使った感じではまだなんとも実験だよね、というところ。
そのうち、タグが増えてくれるともっと細密な・・・入り交じったカオスのような地図ができるに違いない。
・・・便利?

可能性があるので、ぜひ頑張って欲しいサービスである。
なにしろ日本製なのだからね。

WWWからGGGへ? | WIRED VISION

Giant Global Graphだそうです。
「バーナーズ=リー卿はネットを3つの段階に分けています。第一段階がコンピュータをリンクしたインターネット、第二段階がドキュメントをリンクしたウェブ、そして来るべき第三段階が人々とドキュメントの関係をリンクするグラフ、というわけ」だそうです。

なんだかよく分かりませんね。
どうやら「ソーシャル・グラフ」というものが関係してあるようです。

ソーシャルグラフについて - antipop
Yahoo MailやiGoogleはソーシャルに近づくのか:ニュース - CNET Japan

どうやら人と人のつながりを示すものらしいが・・・。
mixiの良さがよく分からんヒトなので、これはなんだかよく分からん。

マーケティングの責任者から見たインターネットの本当の価値 (smashmedia)

うむ。よく分かりました。
逆に分かりやすくって困っちゃう。
マーケやっているヒトからすると、ここまで言われるとヤバいと思うんじゃないか?

というのも、ネットにおけるお金の流れは広告が基本と言わざるをえない。
広告があるから動いているわけだし、広告以外のビジネスモデルがなかなか確立しないのだから仕方ない。
そして広告ビジネスが成り立っている基盤が、バイラルマーケティングというなんだか「何それ?食えるの?」みたいなよく分からん言葉だったり、母数がよく分からんのに「売上倍増」とかいう結果の言葉だったりして。
正しすぎて「言っちゃった」感がないでもない。

もっとも薄々気が付いているヒトも増えているので、そろそろシフトしないとまずいとは思う。
「コミュニケーションコストの低減」がどうやってお金を生むのか?
単に通信コスト?いやいやそうでなくて。
DM屋が増えた?そりゃうれしくない。
広告以外の収益モデルがそろそろ出そうなんだけど。


さて資料にあった、場所軸と時間軸におけるリアルとネットの相互関係は興味深かった。
しかし今後時間軸での同時性、つまりリアルタイムの領域にネットが広がって行く部分には少々疑問が。
ネットの良さは時間軸での非同期性、リアルに同じ時間でないと楽しいことでは。
そりゃイクときは一緒がいいけれど、いつでも自由にイク方が楽だよね?
それをわがままと呼ぶんだけど。

なので時間の同期性は一時受け入れられると思うけど、それは次第にズレでくると思う。
たぶん非同期なんだけど疑似同期性の方が望ましい。
イクのはいつでもどうぞ、でも一緒にイッちゃうから・・・そんな感じ。

撮り溜めしたビデオみたいに、イキたい熱意が薄れるかもしれないけどね。

逆に場所の同期、非同期の方向での可能性を考えたりして。
同じ場所でないと分からないけど、時間軸はバーチャルに疑似同期できるの。
・・・タイムマシン?

Ad Innovator: Google、検索結果にDigg型のボタンを用意してテスト

「検索結果の横にその検索結果をページのトップに上げる「Like it」ボタンとその検索を消す「don't like it」ボタンを用意」されたそうな。
まだテストらしいけど、これは全体の検索結果に反映させるものと信じたい。

スパム状態の乱立ブログなど、検索エンジンの結果表示にどれだけ影響を与えていることか。
過度のSEOが、どれほど情報を混乱させていることか。

ロボットがどれだけ考えても分からない答えを、結局ユーザーに求めているのなら。
googleもある意味方向転換だと思うな。


どうでもいい話だが、この切り口は数ヶ月前に某教授と話したいたところだ。
だが、そのときはアンチgoogle的な企業が生まれる期待を持っていたのだけど、google自らが作り出すと少々興ざめである。
google独占が悪いわけではないけれど、やっぱりライバルが欲しいじゃない?(Yahooじゃなくてね)



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このページは、yoshyが2008年3月 2日 01:30に書いたブログ記事です。

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